治療計画とお見積もり
国内最大級の撮影範囲を誇る歯科用CTを導入したことにより、治療計画とお見積りの作成までが、その場で出来る様になりました。さらに埋入する位置にどれだけ骨が残っているのか、どのくらいの長さのインプラントを埋入できるのかまでが、たった4~5分で分かります。これを従来のパノラマレントゲン写真を含めた資料とともに分析し、治療計画を作成していきます。その後お見積りを作成します。この間かかる時間は15~30分です。
症例によっては、院長の母校であり日本のインプラント治療の先駆者であり、最先端の技術を持つ東京歯科大学千葉病院および水道橋病院や、慶応大学病院のインプラント専門医であるK先生の技術サポートにより分析をして頂いておりますので、ほとんどのご相談に応じられると思っております。
インプラント埋入手術
チタン製の小さなネジのような形状のインプラントを局部麻酔で顎の骨の中に埋め込みます。埋入が多数に及ぶ場合は鎮静効果のある薬剤を事前に飲んで頂いたりする場合があります。
骨が十分でない場合は、まず埋入する部分を掘った穴からの骨の採取を行います。しかしそれでも足りない場合は、周辺部分からの採取や人工代用骨などを使用する場合もあります。
また、あまりにも骨量が足りない場合には、無理な埋入はせずに骨補填だけを行って手術を終了する場合もあります。(シムプラント分析があれば術前シュミレーションでお知らせできます)
治癒期間と2次手術
インプラントと骨がしっかりくっつくまで約6~24週間待ちます。この期間、条件がよい場合にはインプラントの上に仮歯を入れていることができます。
*骨の状態など、様々な条件により異なります。
2度目の手術をしてインプラントを粘膜貫通させ、粘膜の治癒をはかります。どうしても手術を1回にという場合には1回法のインプラントを行えば、この過程は無くなります。通常は2次手術を行った後にジンジバルフォーマー(ヒーリングキャップ)をつけていきます。約2週間で次のステップ 印象採得(インプラント部の形どり)を行います。

ジンジバルウォーマ
補綴物の製作
インプラントの技工物(最終的に入る「かぶせ物」「冠」「補綴物」)をつくる過程に入っていきます。
型どり(印象)→かみ合わせの型どり(咬合採得)→試して入れ(試適)→装着(セット) の順に技工サイドとやりとりをして技工物を作っていきます。
インプラント治療の終了後はホームケアが重要です。正しい歯磨きと半年に一度は定期検診を受けましょう。
技工物(補綴物)の詳細についてはフリアリットについてに記載してございます。