サイナスリフト(ラテラルウィンドウテクニック)@

インプラントについてパソコンで調べていたりするとたくさん出てくる言葉ですね。

上顎の骨の上部(頬骨の奥)には、上顎洞(サイナス)という大きな空洞があり、鼻腔へとつながっています。上の奥歯を失ってしまうと、上顎洞が下に拡大していきます。

また失った歯の周囲の骨も吸収されていくので、付近の歯槽骨が加速的に薄くなってしまいます。 まずは歯槽骨が減ってしまう過程を図を追って説明してみましょう。

歯を支える骨(歯槽骨)が減ってしまう過程

1 歯がしっかりと生えている状態歯を支える歯槽骨がしっかりしています。

歯を支える骨(歯槽骨)が減ってしまう過程1

2 奥歯が抜けます。歯の生えていた骨の上の空洞が上顎洞(サイナス)です。

奥歯が抜けます

3 上顎洞(サイナス)が下へ拡がりインプラントが出来ない程、歯槽骨が薄くなってしまいました。

歯槽骨が薄くなってしまいました

この場合はサイナスリフトをしてからのインプラント埋入という方法になります。

次回サイナスリフトの流れについて解説します。

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サイナスリフト(ラテラルウィンドウテクニック)A

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