アバットメント

歯槽骨に埋入したフィクスチャー(人工歯根・土台)上部構造を固定するためのパーツ。支台とも呼ぶ。

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1回法

インプラント埋入手術の際に、インプラントを歯肉の中に埋めずに一部を出した状態で終わらせる手術方法です。

一般的にインプラントの固定がしやすい場所や審美的に神経質になる必要のない場所で行われます。


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インフォームドコンセント

医師が患者さんに対して、治療や手術を行う前に、病状や治療が必要な理由、治療期間や費用などを分かりやすく説明し、患者さんの同意を得ることを言います。

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インプラント

インプラントとは元々「埋め込む」という意味で、歯科インプラントでは、歯を失った顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療法です。また、単にインプラント体(フィクスチャー)を指す場合もあります。

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インプラント周囲炎

天然歯における歯周病のような病気。進行度合いによって呼び方が2つに分かれます。

・インプラント周囲粘膜炎―インプラント体周辺の粘膜に起こる粘膜炎。

・インプラント周囲炎―粘膜炎が進行して、インプラントを支える骨まで炎症が達したもの。

原因としては喫煙・日ごろの清掃不足・糖尿病などが挙げられます。

 

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インプラント体

歯槽骨に埋入するパーツ、フィクスチャー土台とも呼ぶ。

 

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HbA1c

 今回HbA1cの値を測定できる機器を導入いたしました。

 血液検査をすると検査結果にHbA1cという項目があります。糖尿病に詳しい方はご存知かもしれませんが、この暗号のような文字列は実はヘモグロビンA1cの略です。

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 ヘモグロビンという言葉はみなさんが聞いたことがあると思います。血中の物質ですね。赤血球に含まれるたんぱく質の一種で、酸素と結合して酸素を全身に送る重要な役割を果たしています。

 ヘモグロビンは血中のブドウ糖と結合する性質があり、結合したものの一部がヘモグロビンA1c(HbA1c)となるのです。赤血球は体中を巡りますが、その間に余分なブドウ糖があればどんどんと結び付いていきます。

つまりHbA1c値は血中に余分なブドウ糖が多ければ多いほど高くなるという事になります。

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 測定した時点の身体的状態で変わってしまう血糖値と違い(血糖値は食前食後、ストレスなどでも値が変わってきてしまいます)、HbA1c値は測定時から過去1~2か月の数値を示すので、より正確な血糖状態が測れます。

 その方の健康状態をさらに悪化させてしまう事にもなりかねないために、重度の糖尿病の方はインプラント治療を受けて頂く事が出来ません。この機器の導入によって、より安全にインプラント治療を行う環境作りができればと思っております。

オッセオインテグレーション

1952年、現代のチタンによるデンタルインプラントの生みの親、スウェーデンのルンド大学医学部教授ブローネマルク氏が、チタン製の生体顕微鏡でウサギの骨の観察実験中、器具を外そうとした際、骨とチタンがくっついていることを発見。チタンと骨の組織が拒否反応を起こさず結合していた。この現象をオッセオインテグレーションと名付けた。

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All-On-4@

今、歯科の世界にひとつの革命が行われています。

 その方法とは、わずか4本のインプラント(上下なら8本)で動かない固定式の歯に入れ替えるというものです。重度の歯周病の方や、全ての歯を失った方が、自分の歯のようにしっかり咬む事ができるようになるのです。
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 歯が一本もなくなると、従来は何本もの(最高28本)インプラントをして、ブリッジを掛けるのが普通でした。この方法は患者様の肉体的、経済的な負担が大きく、誰もが受けられるような治療ではありません。

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 All on 4(オールオンフォー)は、数少ない(4または6本)のインプラントを使用した取り外しのいらない入れ歯です。インプラント手術の後すぐ固定式の入れ歯を与えるので、すぐに物を食べることができ、費用も比較的安くすみます。 

 つまり、従来の方法より早く手術が終わり、しかも終わったらそのまま咬めるのです。 夢のインプラント治療法の1つと言えるでしょう。

All-On-4A

 

オールオン4を作ったのは世界最大の歯科クリニックを持つポルトガルのDr.マローです。マローのクリニックは彼は骨移植の世界的な権威として有名でしたが、その名声をすべて捨て去り、数年間にわたって総入れ歯の人に骨移植をせずに、1回の手術でインプラントによる固定式の義歯を与えるための研究を行いました。

彼はなぜそんなことをするようになったのでしょう?

総入れ歯の方は高齢な方も多く、骨の移植による再生、増生があまり期待できず、2回も手術すること自体に遠慮される方が多いこと(骨の移植は入院しての外科処置で腰の骨を顎に移植することが多い)などからオペをしたらその日に固定式の入れ歯を与えるという野望を抱いたのです。

つまりより早く手術が終わり、終わったらそのまま咬めるようにすること!!

インプラント体自体の技術革新もありましたが
@顎に4本のインプラントがあればすべての咬みあわせを支えられること
(椅子の足も4本で体重を支えますが、構造的にはそれとおなじということです)
Aインプラントを斜めにいれてもかかる負荷にはそれほどの差がないこと
(斜めにインプラントをいれることで、解剖学的な危険部位を安全にさけることができます)
などを導き出し、この方法をオールオン4と名づけました。


そしてマローがオールオン4を送り出してから10年がたち、コンピュータの発達によってさらに手術をフラップレス(粘膜に切開をしない)でできるようになり、ほとんど腫れもせず、痛みも少ない形で手術ができるようになってきました。

さらに解剖学的に困難だった上顎の症例にも、ザイゴマという特殊なインプラントを使ったオペによりオールオン4が可能になるなどさらに進化を続けています。
(ザイゴマによるオールオン4はマロークリニックで行っており、アジア圏では2008年マカオにクリニックが出来上がります)

詳しくはこちらをご覧下さい。
フクロ歯科医院 オールオン4治療
http://www.owl.gr.jp/treatment/01_03.html

海綿骨

硬度のある皮質骨の内側にあるスポンジ状の軟らかい骨です。

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経口鎮静@

経口鎮静とは、薬の服用と笑気麻酔を併用した鎮静方法です。


インプラント手術の際には普段は、部分麻酔で対応しています。

しかし、患者様の中には極度に緊張されたり怖がられたりする方もいらっしゃいます。

そんな方には私たちは、経口鎮静をお勧めしています。


オペ時に痛みを和らげたり不安感を取り除いたりする効果のある方法はいくつか種類があります。全身麻酔・静脈内鎮静法・笑気吸入鎮静法大きく分けるとこの3種類。

それぞれの特徴は

全身麻酔:意識が無くなり、呼吸が止まるので人工呼吸が必要。

静脈内鎮静法:意識はあり呼吸できるが適応症が限られる。

笑気吸入鎮静法:効果が弱く痛みを感じることがあるが、注射の必要がない。

となっています。

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特に全身麻酔と静脈内鎮静法では、専門の麻酔科医が欠かすことができないので、費用面の負担も少なくありません。

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一方飲み薬と笑気ガスを併用する経口鎮静は、静脈鎮静よりも手がかからず、笑気吸入鎮静法よりも効力があります。双方の鎮静法の良い所を集めたというような感じでしょうか。私たちが経口鎮静をお勧めするのはこういう訳です。

経口鎮静A

鎮静とは何なのか。


まず全身麻酔からご説明しましょう。

全身麻酔とは、吸入器や静脈注射から中枢神経に薬物を作用させ、意識を失わせることで痛みを感じないようにすることです。術中は麻酔科医がかかりっきりになり、術後は目覚めてもすぐには退院できません。また、全身の筋肉が弛緩するため、尿道にパイプを入れる必要もあります。

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それに対して鎮静とは分かりやすく言えば、半分寝ていて半分起きている状態を作り出すことです。経口鎮静では、鎮静効果のある薬と通常の外科手術で使う麻酔薬より効力の低い笑気ガスを用いることによって鎮静へと導きます。

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手術後は個人差がありますが、普通に歩ける人もいれば、朦朧としてはいるものの人の介助があればオペ室からご自分の車まで歩くことはできる程で、全身麻酔とは違い術後何日もベッドから起き上がれないという事はありません。

経口鎮静の方が何倍も身体に対する負担が少ないのです。

経口鎮静B

半分起きていて、半分寝ているような状態の経口鎮静ではオペ中、医師の「口を開けて下さい」という言葉に、患者様が口を開けます。

問いかけに反応するのです。

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そして術後、鎮静状態から覚めたころには手術中のことを忘れています。

この事を「健忘効果」と言います。

手術中に反応していた事を忘れてしまうのです。

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不安でどうしようもないという方には経口鎮静という方法があります。

インプラント治療を受けたいのに不安があったり、恐怖心があって躊躇しているという方はどうぞご相談ください。


骨造成術(GBR:ガイデッド・ボーン・リジェネレーション)

インプラントを埋入するには骨が足りない時に、骨の再生を促す骨補填材や自分の他の部分の骨を用いて、骨を増やす方法です。骨は歯肉よりも直る速さが違うため、メンブレンと呼ばれる膜で骨を増やしたい領域をバリア。この膜で骨補填材や自分の骨を覆い、必要な骨が回復するのを待ってから、インプラント埋入手術を行います(時に埋入手術と同時に行うこともあります)。サイナスリフトソケットリフトも骨造成術の1つに数えられます。

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サイナス

鼻・鼻の両脇・眉間の上など頭蓋骨に空いている4組の空洞のこと。

このうち鼻の両脇にある空洞を日本語では上顎洞という。

上の歯のある歯槽骨のすぐ上に空いているので、歯が無くなり歯槽骨が吸収してくると、骨が薄くなるのでそのままではインプラントを埋入することが難しくなる。

そこでサイナスリフト(ラテラルウィンドウテクニック)ソケットリフト(サイナスフロアーエレベーション)骨造成が行われる。

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サイナスリフト(ラテラルウィンドウテクニック)@

インプラントについてパソコンで調べていたりするとたくさん出てくる言葉ですね。

 上顎の骨の上部(頬骨の奥)には、上顎洞(サイナス)という大きな空洞があり、鼻腔へとつながっています。上の奥歯を失ってしまうと、上顎洞が下に拡大していきます。

 また失った歯の周囲の骨も吸収されていくので、付近の歯槽骨が加速的に薄くなってしまいます。 まずは歯槽骨が減ってしまう過程を図を追って説明してみましょう。

 

無題8のコピー2.jpg 歯を支える骨(歯槽骨)が

 減ってしまう過程

  1 歯がしっかりと生えている状態

    歯を支える歯槽骨が

        しっかりしています。

 

 

 

 

 

                                    無題9のコピー2.jpg

  2 奥歯が抜けます。

    歯の生えていた骨の上の空洞が

    上顎洞(サイナス)です。

 

 

 

 

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   3 上顎洞(サイナス)が下へ拡がり

    インプラントが出来ない程、

    歯槽骨が

    薄くなってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 この場合はサイナスリフトをしてからのインプラント埋入という方法になります。

次回サイナスリフトの流れについて解説します。

サイナスリフト(ラテラルウィンドウテクニック)A

 上顎の歯槽骨にインプラントを入れる際、骨の高さが足りない場合は、サイナスリフトによってその高さを確保しなければなりません。 サイナスリフトは上顎洞の粘膜を剥離して持ち上げ、それによってできた空隙に自家骨や骨補填材を移植する事により、インプラントを埋入できるだけの骨の厚みを確保する方法です。

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   1 歯槽骨を横から開き

     粘膜を持ち上げます。

 

 

 

 

 

 

無題2のコピー.jpg

 

   2 出来た空洞に自家骨や

     骨補填材を詰めます。

 

 

 

 

 

 

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   3 骨が固まったら

     インプラントを埋入します。

 

 

 

 

 

 

 

 その他にもGBRと呼ばれる、人口の骨などを使って顎の骨の少ない部分を補強する技術や、ブロック状の骨を移植する方法。サイナスリフトのように横から開くのではなく、インプラントを埋入する箇所と同じ場所から骨補填材を入れていくソケットリフトなどの方法もあります。

 インプラントを行うためには骨が無くてはなりません。

歯がない場所には、骨が無くなっていることがよくありますから、様々な方法が用いられます。

 当院は常に最先端の方法を目指して取り組んでおりますので、是非ご相談ください。

CT@

従来の器械は、横から見た骨の形しか示してくれませんでした。

立体的な像でありませんから、手術の際は医師のカンに頼った手術をしなければなりませんでした。

しかし、CTによる立体的でより正確な写真を使うことで、患者様にはリスクが少なく、より安全な治療を受けて頂くことが可能となりました。

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しかしどれほど腕の良い歯科医師でもこのCTが無くては本当の意味で患者様に安心してもらえる手術を施すことはできません。

なぜならそれはCTにより歯の下のあごの骨の幅をミリ単位まで正確に知ることができるからです。

CTを見ないで行う手術は、言ってしまえば出たとこ勝負といった観があります。

CTを持ち合わせいない病院の場合、骨の幅はある程度まで予想はできても実際にどのような状態なのかは、口の中にメスを入れてみないと分からないのが現状です。

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たとえ長く住み慣れた家でも停電で辺りが真っ暗になると、実際に懐中電灯をあててみないと正確な物の位置が掴めないことと同じです。

つまりCTは何がどこにあるかを正確に知るための懐中電灯の役割をはたす訳です。

CTA

IMG_1074.JPGCTではインプラント治療以外にも

 

このCTは、関節の位置ずれが簡単に測定でき、当院の従来のシステムを用いると正しい位置に顎の関節を持ってくることができるのでより自然なかみ合わせを実現することができます。


 また撮影も診断するまで従来の器械では、数時間以上かかっていましたが、この器械の撮影は約20 秒、コンピュータの分析も1 分程度しかかかりませんので、すぐに患者様に説明できるようになります。

またX線撮影も1回で済み、放射線が従来CT(医科用)の1/20に軽減していますので安心してご利用頂けます。

 IMG_1062のコピー.jpg ・歯が無くなって咬みにくくなっている方

  ・前歯がなくてお困りの方

  ・またかみ合わせがどうしても合わずに長年悩んでいらした方

  ・インプラント治療をしようと考えていても不安で悩んでいた方

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このCTで

 

○より安全なインプラント治療

○より安全で正確な顎関節治療

 

                          が可能となります。

                          簡単で安全にそしてすぐに診断することができます。

自家骨

自分自身の骨のことです。

歯槽骨

歯槽骨とは顎骨と歯を結ぶ骨のこと。歯を入れておく槽(おけ・容器)という言葉の意味を持つ。この部分だけ独立した組織というわけではないが、他の部位の骨より軟らかいとされる。

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支台

歯槽骨に埋入したフィクスチャー(人工歯根・土台)に上部構造を固定するためのパーツ。アバットメントとも呼ぶ。

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歯肉

一般的に歯ぐきと呼ばれる組織です。歯の根と歯が生えている歯槽骨を覆っています。

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笑気麻酔

笑気ガスを吸入することで治療中の不安や不快を解消し、痛みを和らげる方法です。笑気は鎮静効果の高い亜酸化窒素の別名。

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上顎洞

サイナスと同義。

鼻・鼻の両脇・眉間の上など頭蓋骨に空いている4組の空洞のこと。

日本語では副鼻腔という。

上の歯のある歯槽骨のすぐ上に空いているので、歯が無くなり歯槽骨が吸収してくると、骨が薄くなるのでそのままではインプラントを埋入することが難しくなる。

そこでサイナスリフトソケットリフト骨造成が行われる。

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上部構造

インプラントのパーツの中でもいわゆる『歯』にあたる部分です。他のパーツに比べて色々な材料を使ったものを選ぶことができます。

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ジルコニア…耐久性・見た目・他の歯への影響度が他の歯科材料に比べても優れている素材です。

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オールセラミックス…摩耗が少なく、金属などと比べるとより天然の歯に近い色が出せます。

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メタルボンド…外側に陶材(ポーセレン・セラミックス)を焼き付けた金属の被せ物です。変色しにくく、強度が強いのが特徴です。

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ハイブリッドセラミックス…セラミック(陶材)とレジン(プラスチック)を混合した素材です。

 

ソケットリフト(サイナスフロアエレベーション)

歯を失ってから時間が経ち上顎の歯槽骨の厚みが薄くなり、そのままではインプラントの埋入が難しい場合に行う施術。

上顎洞の壁にある粘膜(シュナイダー膜)を挙上し骨補填材などの骨の代わりになる材料を詰め十分な厚みを持たせてから、インプラントを埋入する。

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上顎洞の粘膜の手前まで穴を空けます。

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粘膜を挙上し、骨補填材を挿入。

そのまま、インプラントを埋入する場合もありますが、インプラントを埋入する歯槽骨があまりにも薄い場合は骨補填材で骨造成が出来てから埋入手術を行うこともあります。


チタン

強度が強くて、錆びにくく、生体親和性が高い金属です。金属アレルギーを起こしにくいので、インプラントに最も適した材質です。歯科業界に限らず、医療業界に広く使用されています。

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土台

歯槽骨に埋入するパーツ、フィクスチャーインプラント体とも呼ぶ。


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二回法

インプラント埋入手術の際に、インプラントを歯肉の中に完全に埋める手術方法です。インプラントが骨と結合した後にインプラントの頭を出す、2次手術を行います。一般的に、骨が薄く骨造成が必要な場所や、審美的な考慮が必要な場所で行われます。


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ノーベルバイオケア社

スウェーデンに設立された近代インプラントシステムのパイオニア的な会社。ブローネマルク教授の生み出したインプラントシステムを製品化して販売した。現在でも世界のシェアの上位を占める。


パウロ・マロ

歯が1本もない口の中を1日で回復させる「オールオンフォー」という治療法を開発した人物です。ポルトガルの首都リスボンにクリニカ・マロという世界最大規模のクリニックを持ち、年間6000本のインプラントを埋入しているそうです。

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ヒーリングキャップ

埋め込んだインプラント体上部に一時的に接続するふたです。まわりの歯肉の回復を待ち、時期が来たら外してアバットメントと交換します。

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光機能化@

 当院ではこの技術で、今まで3ヶ月かかっていた上顎のインプラント治療が2ヶ月2ヶ月かかっていた下顎のインプラント治療が1ヶ月に短縮することができました。

 光機能化技術には、インプラントの表面に一定の波長の光をあてることにより、インプラントと骨が接着しやすくなるようにします。この技術は、権威ある欧米科学雑誌や日本の専門誌に多く掲載され、欧米の教育プログラムや教科書にも導入されるなど極めて高い信頼性と効果が実証されています。

 報告のあった事実

1 インプラント表面を、たんぱく質や細胞がなじみやすい、最も適した状態にする。 

2 その結果インプラントがより早く、より強固に骨と接着する

3 このことにより、インプラント治療の成功率が高まる

4 本来治療が難しい症例においても、インプラント治療の信頼性を高めることが期待できる。

 

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青い部分の骨の細胞が、インプラント体を覆っているのがお分かりいただけると思います。

光機能化A

 光機能化とはインプラント表面の構造をリニューアルする技術です。私どもはどの患者様に使うインプラントも、この処置を行うべきだという決断のもと治療を行っております。もちろん群馬県で導入したのはまだ当院だけ(2011年9月現在)です。
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 導入しての感想は、本当に違います。いままでに何度か、濡れのいいインプラント(表面が劣化しておらず親水性がある)に当たったことがありますが、すべてのインプラント表面の濡れ性状が向上します。(より広い範囲でインプラント体と骨との接着面が増える)

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 光機能化の処理を施した事で、インプラント体の表面が液体を弾かずに濡れているのが分かります。

 この状態が、治療の成功率を上げたり、治療時間を短くしたりより強固に接着させたりと様々な良い要素をもたらしてくれます。

 

http://hikarikinou.officialwebsite.jp/category/1425283.html

 開発者の小川教授が自らノーベル賞的な発見と言い機械の開発者である著名なウシオ電機の牛尾治朗会長が自ら「この機械ができるまで私はインプラントを行わない」といったという話もうなずけます。

 当院では2011年6月から全てのインプラント治療に対して、光機能化技術を適用しています。

光機能化B

 当院がのシステムを取り入れてから、約5か月経ちました。統計をとると下顎のインプラントが骨に定着する期間が2か月だったものが1か月、上顎は3か月が2か月から2か月半くらいに短縮されています。

 

   上顎   3か月⇒2か月〜2か月半

   下顎   2か月⇒1か月

 

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 確実に皆さんが手術を行ってからインプラントが自分の歯になるまでの期間が、短くなったということです。しかもより広範囲にインプラント体と骨が密着するのです。光機能化の導入は成功と言えるでしょう。インプラント治療も、より早くより確実により強固にという時代が始まった感があります。

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 さて明日に迫ったインプラント無料相談会ですが、今回はまだ若干数空席がございます。

インプラントに少しでも興味をお持ちの方はこの際に是非ご参加ください。当日は希望者の方にはCT撮影を行い、その後個別相談を実施しております。

 

光機能化C

当院が昨年(2011年)に導入した光機能化技術

インプラントの材料であるチタンは、製造されてから時間が経つと水を弾くようになり(骨を作り出す細胞を含む血液を弾いてしまう)、本来の能力を発揮できません。

光機能化技術はインプラント体表面に紫外線を照射することで、親水性(インプラント体が水を弾かない状態)を取り戻し、骨との結合をより強固にするものです。

この革命的な技術を開発したアメリカUCLA歯学部の小川隆広教授のインタビューが掲載されているのでこちらからご覧ください。

http://www.implant.ac/implant_html/topics/hikari.html

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皮質骨

緻密骨とも呼ばれる骨の外側を構成する部分です。

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PMTC@

Professional Mechanical Tooth Cleaningの略です。プロ(歯科医師や歯科衛生士)が専門的な機械を使って歯垢を除去する治療です。

日ごろのブラッシングでは取れない歯の表面に付着したバイオフィルムを除去します。

バイオフィルムとは歯の表面に溜まった細菌が集まって形成される物質です。普段のブラッシングでは完全には取りきれません。歯に汚れがついてから3か月位で形成され、放っておくと歯石などに形を変え歯周病や虫歯の原因にもなります。


この現象はインプラントといえど例外ではありません。インプラント自体が虫歯になることはありませんが、その周辺の歯肉や骨は歯周病と同じような症状に見舞われることもあります。

ですから予防には、バイオフィルムが作られる3か月単位でのメンテナンスがとても効果的なのです。

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PMTCA

前回PMTCをお勧めしましたが、今回は具体的に手順を見ていきたいと思います。細かい部分は歯科医院ごとに変わってくるところだと思いますので、当院の方法を基本に一部他院の方法も踏まえてご紹介します。

プラークの染め出し歯垢を染める特殊な薬で歯のどこが汚れているのか、あるいはどこが磨けていないのかを確認します。(行わないこともあります)自分に合ったブラッシングの仕方を覚えていきます。

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フッ素入りの微粒子研磨ペーストを使用して、歯の表面や根元の部分や歯と歯の間を回転する小さなブラシやラバーカップで磨き上げます。歯ブラシでは落とせない着色や汚れの塊をきれいに落とします。歯と歯の間はフロス、奥歯の溝は山型のブラシ、表面や裏側は軟らかいカップで磨きます。

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水や空気などを吹き付けて研磨剤をきれいに洗い流します。

歯の表面と歯周ポケット内の洗浄が終わったら、フッ素を塗ります。歯を強くするために欠かせないプロセスです。

利用者からはさっぱりするので病み付きになるといった声が寄せられています。まだかかっていない病気の予防、状態の維持といった側面があるので、虫歯の治療などより認知度が低いですが、将来の自分の歯を考えると非常に有益な方法なのです。

フィクスチャー

歯槽骨に埋入するパーツ、土台インプラント体とも呼ぶ。


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ブローネマルク教授

チタンを用い、現代インプラントの基礎となるオッセオインテグレーションを発見し、骨が結合するインプラント手術を1965年に世界で初めて行った人物です。ペル・イングヴァ―ル・ブローネマルク(1929年5月3日~2014年12月20日)スウェーデン出身。

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ロケーターアバットメント

ノーベルバイオケア社が開発した、2本のインプラントで入れ歯を固定するというシステムです。メリットは外れにくく取り外しも可能であることです。

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