Qインプラント手術は安全なの?

インプラント手術が安全かどうかと言えば、きちんとした知識のもとで行えば安全な手術だと確信しています。

もちろん他のどんな処置も同様ですが、100%問題が起こることがないということは言えません。

我々は日々研修を積み、スタッフの教育・滅菌システムの改善・施設の充実化を図ることで、出来うる限り100%を目指しています。

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Q:歯周病と言われています。インプラントはできますか?

歯周病にかかっている方のインプラントはお勧めはできません。

歯周病菌は歯肉や歯の周りにある歯槽骨などを溶かしてしまいます。

もし、インプラント体や埋入した部位周辺に歯周病菌が感染してしまうと、インプラント体と骨が結合せずにかえって炎症が起きてしまうというようなこともあります。

まずは歯周病を治して口の中を万全の状態にしてからインプラント治療を始めましょう。

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写真:インプラントを入れた後もケアを怠ると歯周病と同じような症状が出ます。細菌により歯槽骨が減ってしまった状態。

インプラントはどのくらいもつ?

今回頂いた質問は、以前にもこのサイトで何度かお答えしてきましたが、とても多い質問です。


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Q インプラントはどのくらい持ちますか?

 

 

 


A まず、チタンという金属を使用した今のようなインプラント体が人体に使用されたのが1965年。開発者であるブローネマルク教授が同僚の総入れ歯の教授にチタン製のインプラント体を埋入しました。

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この同僚は当時34歳、上下顎に手術を行い、77歳で2008年に亡くなるまで数回の手直しをしながらも43年間使用し続けました。

きちんと記録に残っているという点から、インプラントの持つ期間は、この使用期間を元に語られることが多いようです。

しかし、この方が亡くなられてからすでに10年が経過しています。現在では同じブローネマルク教授が行った他の症例で、45年間持っているという記録も生まれてきているそうです。

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インプラントと天然歯

Q インプラントと天然の歯はどちらが持つ?


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A 口の中は千差万別、人それぞれ違いますので一概にはくくれませんが、臨床の数値や多くの歯科医のデータを総合してはじき出された結論から、インプラントの方が持ちがいいと言っている研究者が多くいます。

分かりやすく言えば、同じ人の口の中で同じような清掃状態の時にどちらの歯が持つのかという比較なのですが、近代インプラントの歴史は高々50年弱

現在のようなインプラントが定着してきたのが1970〜80年代なので、そこから数えると30〜40年

80代でもご自分の歯を20本以上使われている方も多くおられます。

比較するには材料がそろっていないという見方もあります。また、天然歯の方が口の中の環境の変化に敏感に対応するため、長い年月を経る間に生活習慣に対応できないのはインプラントの方じゃないかという意見もあります。

今はっきりとしていることは”近代インプラントの父”ブローネマルク教授が同僚の教授に施した、チタン合金による最初のインプラント5本中3本がが43年間持ったということ。

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現在の様な独立して埋入するようなインプラントやオールオン4などは、まだ開発されてからデータを分析するほどの時間がたっていないということもあり、研究者のこれからの報告を待つというのが正直なところではないでしょうか。


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インプラントの脱離

 

Qインプラントが抜けてしまうことはないの?

 

A一度埋入したインプラント体がグラついて抜けてしまうことはあります。大きく分けて二通りの原因があるのですが、一つ目は術者のミス、二つ目が細菌の感染です。

まずは術者のミスですが、これはあごの骨が以上に固い患者様に起きることが多いケースです。インプラントの手術は通常、ネジ上のインプラント体をあごの骨にねじ込んでいくのですが、この部分が固いとインプラント体の表面と骨との間に摩擦が起きて熱を持ち、骨の組織が死んでしまうのです。

いわゆる火傷ですね。インプラント体を構成する金属のチタンがいくら骨とくっつきやすいからと言っても、隣接する骨の組織の方が死んでいてはどうにもなりません。

手術を行う術者は骨の硬い患者様に対しては慎重に慎重を重ねて対応していますが、誤解を恐れずに率直に言わせて頂くと、万に1つこういうことが起こることがあるのです。

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次は細菌の感染です。こちらは口腔内の問題がそのままインプラント治療に影響してしまうというケースです。重度の歯周病を抱えている患者様や、ヘビースモーカーの方に多く見受けられます。

インプラント埋入手術までにある程度の歯周病を治療し、口の中を綺麗にしてから行うことが鉄則ですが、時に感染してしまうようなことも起こります。

一番厄介なのがヘビースモーカーの方です。喫煙者の口の中は傷が治りにくく、歯周病などの疾患にかかりやすいといった特徴があり、インプラント治療を施すには感染の危険が大きすぎます。この場合はタバコを止められてからの治療開始となります。
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インプラント口臭

Q インプラントを入れることで、口臭がすることはないの?

 

A インプラントは虫歯にはなりませんが、日々のブラッシングやメンテナンスを怠っていれば、健康な歯と同じくいろいろな不具合が出てきます。

その一つの現象として口臭が挙げられます。インプラントの中には、歯の代わりになる上部構造とアバットメント(支台)をセメントで止める種類のものがあります。

この隙間に雑菌やプラークが入り込み口臭の元になることがあります。

原因としてはかみ合わせに問題があり、長期使用していると力のかかり具合で次第に上部構造とアバットメントの間に隙間ができてしまうということが考えられます。

こうなると上部構造の作り直し、かみ合わせの改善などをする必要が出てきます。

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もう一つはシンプルな清掃不良が原因となって起こる口臭です。

日ごろのブラッシングが不十分であることからインプラントと上部構造(人工歯)との間にプラークが溜まり、歯石になり臭いの元となることがあります。

歯医者できちんとしたブラッシング法を覚え、プラークや歯石を取ってもらえば症状は改善しますが、時々上部構造の形に問題があることもあります。

その場合には、上部構造の作り直しをしなくてはなりません。

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日ごろのメンテナンスをきちんと行っているのに口臭が気になるという方は早めの通院をお勧めいたします。


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4月22日インプラント相談会

4月22日日曜日、インプラント相談会を開催しました。

今回の質問は50代男性の方から頂きました。


Q 私は歯周病が多いのですが、インプラントは歯周病にはならないのですか?


A 歯周病になることはあります。これをインプラント歯周炎と言います。歯周病は歯本体がどうにかなるというよりも、周りの歯肉に感染して溶かしていく病気です。金属のインプラント体を入れたとしてもその周りはご自分の歯肉や骨ですので、歯周病は当然起こってくるわけです。インプラント歯周炎は天然の歯の周りで起こる歯周病よりも進行が早いとも言われています。予防としてはしっかりとしたブラッシング、クリーニングを中心とした定期的な通院がかかせません。生まれ持ったご自分の歯を大切にするのと同じケアをすることで、インプラント歯周炎のリスクは大幅に減るのです。

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保険適用について


Q 知り合いから、大学病院ではインプラントも保険で出来ることがあると聞いたのですが…。


A 十分に条件を備えている大きな病院でのみ適用になる事があるようです。残念ながら当院のある群馬県の病院で受けられる場所はありません。しかもインプラントも決められたもの以外は入れることが出来ず、それが必ずしも適応するとは限りません。とりあえず入れてはみました。というような、事になる可能性が考えられます。つまり審美(見た目のきれいさ、自然さ)は保証されないという事もありうるのです。

保険適用になる症状の条件も様々あるようです。さらに勉強してまた回答させて頂きます。


http://insite.typepad.jp/shigakuinfo/2012/01/31916.html

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仮歯について

今回のご質問は、インプラント治療を受けると決められた方の多くが、気になさることだと思います。

Q インプラント手術の後は何日か物を食べたり噛んだりできないの?

 

A インプラント治療では「仮歯」、文字通り完成まで暫定的に装着しておく仮の歯がその日のうちに入りますので、当日から食事もできます。

複数のインプラントで同時に複数の歯を支えるオールオン4などのケースでは、その日のうちに埋入したインプラントに仮歯を立てることもあります。

またその他のケースでは当日に埋入したインプラントの横に、細いミニインプラントを埋入してそちらに仮歯を立てることも。ミニインプラント自体は2〜3分位で埋入が出来ます。

仮の歯を使っていただいている間に歯科技工士があなたのお口に合った歯を制作してゆくのです。ですから、食事ができない心配はいりません。

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ブリッジの保険適用範囲

 

Q 前歯が抜けてしまったのですが、インプラントは高そうなのでブリッジにするか迷っています。

A どの歯が抜けたのかにもよりますが、ブリッジでも保険が効かないケースがあります。

前歯のブリッジの保険適用範囲は次の通りです。

○前歯(犬歯含む)で連続して2本以内の欠損

○前歯(犬歯含まない)で連続して4本以内の欠損

 [4本連続欠損の場合] 

 ・上顎 〜 保険適応不可能 

 ・下顎 〜 保険適応可能

例えばいわゆる前歯(1番)が2本抜けてしまったとします。抜けてしまった両隣の2番の歯を削ってブリッジを作成しようとした場合、保険は効きません。

ですから、単純にインプラントだと費用がかかるからブリッジに、とはいかなくなるケースも出てきます。

インプラント治療は各医院ごとに治療費が変わってきます。ブリッジもどんな素材を使うのかで費用が変わります。

かかりつけの歯医者さんに見積もりを出してもらってから検討することをお勧めします。0002_1.jpg

3月14日インプラント相談会

薄曇りの中始まったインプラント無料相談会でしたが、雨も降らず、なんとか天気も持ちこたえてくれました。今回の相談会では次のような質問がありました。

Q インプラントは壊れないの?

A まず、当院のデータではインプラント埋入してから1年後までの残存率は94%です。さらに10年後は90%になっています。

この数字は、骨に埋入するインプラント体の部分(フィクスチャー)について集計したものです。インプラント体がとても壊れにくい物であるという事がお分かり頂けると思います。

一方、他の歯と噛み合わせで接触して、噛む力や摩擦にさらされているクラウン(歯の部分)は、インプラント体よりも壊れる可能性がどうしても高くなります。だからと言って、クラウン自体も金属やセラミックで出来ているので、そう簡単には壊れません。

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インプラントは壊れるのか?というご質問でしたが、インプラントでも壊れることはあります。

ただし、とても壊れにくい物です。またインプラントは、使われている方の誤りで壊れてしまうという可能性が低いものです。

ですから保証は長期間設定してあります。

ちなみに当院の保証期間ですが、

インプラント体(フィクスチャー)…5年

被せ物(クラウンなど)…3年

となっております。

次回インプラント無料相談会の日程は

 

3月25日(日)

 

となっております。

なお、4月の日程は下記の通りです。

 

4月8日(日)

4月22日(日)

 

お問い合わせ先は下記までお願いいたします。

電話027-231-5320

FAX027-260-1630

 

当日近くなりますと満席になってしまう事もございます。早めのご予約をお願いいたします。

3月4日インプラント相談会

午前中に降っていた冷たい雨も午後にはやみ、気温が上がり晴れ間も覗く素晴しいお天気となりました。

今回のインプラント無料相談会は2名の方の参加がありました。

今回頂いた質問は次の通りです。

Q だいたい何歳くらいの人が治療を受けてますか?高齢な方だと何歳くらい?

A インプラント治療を受けられた方の年齢層は30代から70代まで実に幅広く、ここ最近ですと、昨年77歳の方が手術を行いました。4本のインプラントを埋入して下あご全てをフォローするオールオン4という施術でした。

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 インプラント埋入手術の適応年齢は、生物学的に成長を終えた年齢からと言われています。これは、成長期にインプラント体をあごの骨に埋入してしまうと、成長する骨の動きに埋入されているインプラント体が対応できないからです。

もっと分かりやすく言うと、ご自分の歯であれば、あごの骨の動きに合わせて成長したり場所を動かしたりできるのに、インプラント体は金属なのでそれが出来ません。成長して骨だけ動いてしまう事で、口の中が本来直したかった姿にならない事態になることも起こりうるのです。

ですから、成長期が終わる18歳から20歳頃からが適応年齢になります。

 逆に、どのくらいの高齢者までインプラント治療ができるのか?これは年齢制限はありません。全身の健康状態が良好で、安全に手術が行える体でしたら問題はありません。

しかし、高齢者は感染症や腫脹に対する体の反応が、若年者とは変わってきますので、しっかりした感染予防等、考慮しなければならないでしょう。 

 また、いくら若年者といえども、重度の糖尿病や心臓病を患っている方はインプラント治療に向いているとは言えません。

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2月25日インプラント相談会

2月5日日曜日インプラント無料相談会を行いました。

先週までの寒波の襲来も一段落ついたようで、ここ最近ではとても過ごしやすい一日になりました。

今回はご家族とご一緒に参加された方もいらっしゃいました。インプラント治療は風邪などの治療とは違い、まだまだある程度の負担がかかってしまう治療です。ご家族の方や、参加者ご自身が信頼のおける方とご一緒に参加されることは大いに歓迎しております。

 

さて、今回頂いた質問です。

 

Q 今まで歯周病で多くの歯を失ってきたので、インプラントにしても歯周病で歯を失ってしまうのではないかと心配なのですが?  

A インプラント体自体が歯周病に侵されることはありません。ただし、埋入したインプラント体に隣接する歯が重度の歯周病にかかって、骨が溶けてしまいその影響を受けるという事はあり得ます。

 しかし、インプラント体が抜け落ちてしまうもう1つの理由は、顎の骨が過度に硬い方で、インプラント埋入時にインプラント体とあごの骨の摩擦により骨が火傷の状態になってしまい、インプラント体であるチタンと骨の細胞が結合しないというケースです。この場合には、インプラント体と骨の間がくっつかず、細菌が入り込み、周囲の骨を溶かしてしまい、インプラント体が脱落してしまうという可能性もあります。インプラントが抜ける理由としては、歯周病よりもこちらの方が多く見られます。

 ただ、いくら虫歯や歯周病にならないからと言って、日ごろのブラッシングや定期的な歯科医院でのメンテナンスを欠かしてもいいという事ではありません。ご自分のもともとの歯と同じようにケアをしなければ、インプラントといえど様々なトラブルに巻き込まれてしまうのです。

 残念ながらインプラント治療はまだ、決して経済的負担の少ない治療ではありません。せっかく直した歯をまた失ってしまわないように、一度歯を無くしてしまったとき以上のお手入れを心がけたいものです。

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口臭について

今回は誰もが気になる、口臭についてのご質問です。

 

Q インプラントは口の中で、臭いの素になったりはしないの? 

 

A インプラント自体が臭いの素になることはありません。歯磨きを中心としたメンテナンスと定期的な通院をきちんと行っていれば、心配する必要はないでしょう。


 インプラント治療は金属や、セラミックの歯が入りますので、虫歯で歯が欠けてそこにゴミが溜まるという事もありません。きちんとした予防を行っていれば、臭いの素になるような細菌が集まって悪さをすることはないのです。

 部分入れ歯やブリッジなどをされている方で、口臭を気にしている方は多くいらっしゃいます。部分入れ歯やブリッジは、どうしても人工歯とあごの骨の間などに隙間ができやすく、そこに汚れや細菌が入り込み臭いの素となるのです。

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 多くの場合、ごく狭い隙間であることが多くブラッシングでは届かず、汚れが残ってしまって細菌の温床となり、口臭を発生させてしまいます。

 では、インプラント治療をすることで口臭は全く防げるのかというと、前述したとおりきちんとメンテナンスを行っていなければ、口臭の原因となる細菌が繁殖してしまいます。これは、健康な歯で生活されている方でも同じ事です。

 そして、強いて言えばもう一つの原因が考えられます。オールオン4や2本以上のインプラントで3本以上の歯をカバーするような、ブリッジをインプラントで固定するタイプの物は、ネジで留めて固定するため、口腔内にネジ穴が出来ます。そのネジ穴の内部に細菌が入り込み、それが歯磨きをいくらしてもとれない口臭の素になる可能性があるのです。

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 しかし、一般的にネジ止めをする時には、細菌が入り込まないようにネジに薬剤を塗ってから留めますし、ネジ穴とネジの間の隙間はほとんどありませんので、多くの場合は口臭の原因となるようなことはないでしょう。

 上の写真のようなインプラントをされた方で、きちんとメンテナンスを行っているのに口臭が気になるという方は、かかりつけの歯医者に行ってみてもらいましょう。

オールオン4

今回は長年歯周病を患われていて、下顎の歯が残り2本になられた方からの質問です。

 

Q 残っている2本の歯が歯周病でグラグラしているんだけど、やはり抜いて一気にインプラントにした方が良いのですか? 

 

A 詳しく口の中を見てみないと分からないのですが、歯周病で歯が動揺しているというレベルにまで達しているという事ですので、この歯を残したとしても近い将来、抜歯という事になる可能性が高いでしょう。

ダメージのある歯を2本残してのインプラント治療という事になると、せっかく治療費を払って他の部分を直しても、またそのすぐ後でインプラントを埋入しなければならないという事にもなりかねません。

この場合は、2本の歯を抜歯して1度歯の無い状態にしてから、オールオン4やオールオン6といった治療方法を採ることが出来ます。

オールオン4,6とは、4,6本のインプラントで、10本以上の歯を支えようという治療です。また、下顎か上顎のどちらかにこの治療を施したケースでは、治療を施していない側の歯に負担がかかり、こちらの歯も無くしてしまう事も考えられます。

なぜなら、歯周病で歯を2本しか残せなかった方の口腔内環境ですと、残りの歯も歯周病に侵されている可能性が高く、耐久性が無くなっていることがあるからです。

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インプラントに関するご疑問は、インプラント無料相談会にてご相談ください。

次回インプラント無料相談会の日程は

 

2月23日(木)

 

となっております。

なお、3月の日程は下記の通りです。

 

3月4日(日)

3月25日(日)

 

お問い合わせ先は下記までお願いいたします。

電話027-231-5320

FAX027-260-1630

 

当日近くなりますと満席になってしまう事もございます。早めのご予約をお願いいたします。

手術に対する不安

60代女性の方から頂いた、手術への恐怖感に関しての質問です。

 

Q 顎に金属のネジを埋め込むことに対して恐怖感があり、すぐにドキドキしてしまう性質なのですが。 少しでも怖さを感じない方法はありますか?

 

A こういったご相談はとても多くいただいています。多くの方が、ご自分の顎の骨にチタン製のインプラントを埋入することに違和感や、怖さを抱いていらっしゃるようです。

確かに自分の口の中の骨に穴を開けて異物を入れるわけですから、いいイメージをもたれる方の方が少ないのではないでしょうか?

ただ、色々な言葉を尽くして説明させて頂いても、やはり体で感じている感覚を取り除くことは容易ではありません。

当院ではこういった方の場合、オプションにはなりますが麻酔科医を招へいしております。

歯科医院で通常行われる麻酔は、みなさんが想像されるような完全に眠ってしまうものではなく、鎮静と呼ばれる半分起きて半分寝ている状態を作り出す処置をします。

理由はいくつかありますが、例えば全身麻酔にしてしまうと、尿道に管を通したりと多くの時間と準備と設備が必要になってきます。

また、人間は完全に眠ってしまうと、口が閉じてしまうので、手術中に口を開けたままの状態を保つことがとても困難になるという事も挙げられます。

では、半分起きているという事は、痛みを感じるということなのか?

答えはイエスです。

しかし「鎮静」という処置には手術中に覚えたおぼろげな痛みも、終わった後には忘れてしまうという健忘効果があります。手術が終わった後で、痛みを感じていたことを忘れてしまうのです。

この方法が、恐怖感を取り除く根本的な解決になるわけではありませんが、それでも少しは不安を減らす助けになるのではないでしょうか。

すぐにドキドキしてしまう方でも、麻酔科医がそれぞれの方の状態に合わせて麻酔の量を調節しますので、みなさんの負担は軽減されます。

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顎の骨

70歳代の女性の方からの質問です。

 

Q インプラントをした後あごの骨は割れないの?  

 

A まず、インプラントを埋入する骨はいわゆる顎の先の部分の骨とは性質の異なる骨であることが多いです。

顎の骨は硬いものですが、歯の生えている骨は歯槽骨と言ってある程度の柔軟性があります。

歯を失ってそのままにしておくと、噛み合わせによる刺激を受けなくなった歯槽骨は、どんどん痩せてしまい形が変わってしまうという性質もあります。

逆にインプラント埋入に際しては柔らかい方が処置しやすいといったメリットもあります。

さて、質問の答えですが、インプラントによって顎の骨が割れるといった事態が起こるには次のようなことが考えられます。

インプラントをされていない歯が無くなってしまい、残されたインプラントの歯だけに噛みあわせの力がかかってしまった場合。またはインプラントではない歯が抜けてしまい、歯槽骨が徐々に後退、変形してゆくことで、複数のインプラント同士が接触して力を掛け合うような状態に、運悪くなってしまった場合。過度な力を支えきれずに、あごの骨が耐えられないなど。

ただし、双方のケースともに、歯が抜けても放っておいたり、インプラント埋入後の定期的な通院を止めてしまったりしなければなかなか起こらない事です。

歯に関するトラブルは放っておかずまず歯医者へ行くことが、最善の予防策です。

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1月15日インプラント相談会

1月15日日曜日、乾燥注意報が続く中、今年初のインプラント無料相談会を開催いたしました。

今回上がった質問は次の通りです。

 

Q どのくらいの力で噛めるのか?  

 

A インプラントは天然の歯と比べて、100%以上の力で噛めてしまいます。

天然の歯と歯の生えている骨(歯槽骨)の間には歯根膜という薄い膜がありそれがセンサー、ショックアブゾーバーの役目を果たしています。

硬い物をかむとこれ以上噛めないという信号を脳に送り、人はそれ以上噛む事をやめるのです。

インプラント治療ではチタン製のインプラント体を骨に直に埋入するため、歯根膜のような便利な機能がありません。

硬い物でも顎の力で噛みこめるだけ噛みこんでしまうので、インプラント体の上に被せたクラウン(口の中に見える歯の部分)を壊してしまう可能性もあります。

すでにインプラントを入れておられる方はご存知と思われますが、初めて知ったという方は硬い物を噛むときには十分に注意してください。

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金属アレルギー

こちらの質問は、アレルギーをお持ちの方は少し気になるところでしょう。

 

A 金属アレルギーでもインプラント治療は受けられますか?

 

Q インプラントに使われている金属はチタンです。チタンは人間の体が拒否反応を示さない性質があり、体の中に入っても異物と認識されにくいのです。ですから、金属アレルギーの方でも治療を受けることができます。またチタンは非常に軽い金属なので何本かインプラントを入れても違和感や重みを訴える方は殆どいらっしゃいません。

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次回インプラント無料相談会

 

12月25日

 

来年1月からの日程です。

 

1月15日

1月29日

 

お問い合わせ先はフクロ歯科医院までお願いいたします。

電話027-231-5320

FAX027-260-1630

 

当日近くなりますと満席になってしまう事もございます。早めのご予約をお願いいたします。

12月11日インプラント相談会

12月11日日曜日インプラント無料相談会を開催いたしました。

日差しも出て最近の中では過ごしやすい気候だったのではないでしょうか。

さて、年の瀬12月に入り一回目の相談会となった今回は、こんな質問がありました。

Q インプラント手術で1回法と2回法があるということですが、違いは何ですか?

A 1回法と2回法の違いは、簡単に言えば手術を1回するか、2回するかの違いです。

 1回法では、一度の手術でインプラント体上部に取り付けたキャップを口腔内にのぞかせる状態で手術を終了し、インプラント体があごの骨と結合する期間を経てから、そのまま支台やクラウンなどの上部構造をセットする治療へと進んで行くといった方法を取ります。

 2回法では、小さめのキャップを使い、キャップまで歯肉の中に埋入してしまいます。1回法と同じくインプラント体がなじむ期間を待ち、2回法ではここで2次オペを行います。キャップを埋入した歯肉を開き上部構造をセットする治療へと進んで行きます。

1回法

十分な厚みの骨があることが望ましいです。meth3.jpg

外科処置が一度なので、患者様への負担が少ない。

2回法よりも手術の工程が少ないのでその分期間も短縮されることもある。

骨の厚みがなく、骨造成を同時に行う場合には2回法より感染のリスクが若干高まる。

2回法

インプラント埋入後歯肉を閉じた状態で治癒期間を待つので、感染の可能性が低い。

埋入したインプラント体から角度をつけて人口歯を取り付けたい場合や、骨造成を併用した手術に特に向いている。

次回は今年最後の相談会となります。

日程は

12月25日

お問い合わせ先はフクロ歯科医院までお願いいたします。

電話027-231-5320

FAX027-260-1630

 

当日近くなりますと満席になってしまう事もございます。早めのご予約をお願いいたします。

インプラントのできる年齢

Q インプラント治療は何歳くらいまでは可能?

A 骨の成長が止まる、16〜18歳くらいから手術が可能です。全身疾患のため手術に耐えられない体の方は例外ですが、高齢者でもインプラントをすることが可能です。一般的には80歳くらいまでと言われています。
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Q 事故などで歯をなくした場合もインプラント治療できるの?

A 交通事故や転倒事故などで歯をなくした場合でも、インプラント治療はできます。このように歯をなくされた方は残った歯が健康な場合が多く、顎の骨さえ無事であれば手術箇所にもよりますが、すぐにインプラントを埋入することも可能です。

 

 

12月のインプラント無料相談会の日程は

12月11日

12月25日

お問い合わせ先はフクロ歯科医院までお願いいたします。

電話027-231-5320

FAX027-260-1630

 

当日近くなりますと満席になってしまう事もございます。早めのご予約をお願いいたします。

喫煙


結構たばこを吸うんですけど、手術できますか?
といった類の質問をよく受けることがあります。

implant.jpg たばこはインプラントに限らず歯周病など口内のトラブルに対して概して悪影響をあたえます。喫煙による血管収縮作用で口の中の粘膜内の血流が阻害され、組織の免疫力を低下させたり、血液が循環しないことで細胞の再生を妨げたりしてしまうからです。

 治療を受けているのに歯周病がなかなか治らない、インプラントの手術後の傷の治りが悪かったり、インプラント体自体が顎の骨と接着しづらくなったりと、良いことはありません。特にインプラント治療で骨造成の処置をされるような場合には、せっかくお金と時間をかけても骨が増えず、手術が出来るようになるまでにさらに時間がかかるといった事態になってしまうこともあります。

 インプラントはもちろん残っている歯を少しでも長く使っていただくために、たばこを吸われる方は是非とも節煙、禁煙を心がけましょう。

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 百害あって一利なしと言われる喫煙ですが、それはインプラントの世界でも変わりがありません。

11月27日インプラント相談会

 当日は幸運にも小春日和に恵まれ、過ごしやすい気候の中相談会を開催することが出来ました。今回は3名の方に参加して頂きました。

 相談会では治療期間について次のような2つの質問があがりました。

 

Q 知り合いが上4本下4本のインプラントを入れたのですが、治療が終了するまでに1年もかかったというのですが・・・

A オールオン4という方法だと思われるのですが、単純にオールオン4の治療だけでしたら、今の技術では一年もかかることはありません。

 オールオン4やオールオン6といった方法は、手術をしたその日のうちに仮歯を入れることもあり、さらにその日のうちに食事ができることもあります。その日のうちに仮歯が入れられるのは、長めのインプラント体を使い、4点で支え、1か所で支えるよりも安定するからです。通常の生活を送りながらインプラント体とあごの骨が定着するのを待つため、安定するまでには3、4か月の期間をみています。 

 また、1本や2本で支える通常のインプラント治療の場合、手術の際にメインのインプラント体の他にそのすぐ脇に小さいインプラント体を埋入します。これに仮歯を装着しますが、メインのインプラントに擬似の歯であるクラウンを取り付ける際に仮歯と共に外してしまいます。この方法を取った場合でもインプラント体の固定を待つ期間は1、2か月半位です。 ですから、今では治療に1年かかることはまずありません。

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Q 以前インプラント治療には6か月かかると聞いたんだけど

A 現在のインプラント治療では通常上顎3か月下顎2か月インプラント体が骨に定着します。4、5年前までは機械研磨されただけのインプラントがあり、これらが固定するのが6か月程度でした。しかし、3、4年前くらいからどのメーカーもより早く骨に定着するように、インプラント体の表面に加工を施すようになりました。ですので現在は通常では6か月はかかりません。
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当院ではインプラント体表面に光機能化の処理を施しますので、上顎2~2か月半、下顎1か月になります。

 

 

 

 次回のインプラント無料相談会は日曜日の12月11日に開催となります。当日は併せてCT撮影も無料で行っておりますので、インプラントに少しでも興味をお持ちの方は、是非この機会にご参加ください。いろいろな疑問や相談にお答えします。

 

 

お問い合わせ先はフクロ歯科医院
電話027-231-5320

FAX027-260-1630

当日近くなりますと満席になってしまう事もございます。早めのご予約をお願いいたします。

10月14インプラント相談会


 10月中盤とも思えない程の陽気の中インプラント無料相談会を開催いたしました。これまでの参加者はお一人でいらした方が大半でしたが、今回は全ての方がご家族同伴で参加されていました。

 インプラントに関しては、手術でもありますし、ある程度の費用の負担もありますので、ご家族を同伴されての参加は大いに歓迎しております。

 今回の相談会では次のような質問がありました。

Q インプラントオペ(手術)は平日?土日?

A 平日午後が多いですが、患者様のご都合に合わせて行っています。麻酔科医を呼んだり、難症例に精通したゲストドクターを呼ぶ場合には、基本的に土日の施術になります。

Q 血圧が高く、手術中の緊張感から、さらに上がってしまうのが怖いのですが。

A もちろん普段から血圧をチェックしながらの施術は行っています。気になるのであれば、オプションにはなりますが麻酔科医をつける事も出来ます。

  麻酔科医の技術によって施術中は、半分目覚めて、半分眠っている状態。  施術後は痛みを忘れてしまう健忘効果で血圧が上がるリスクは大分下がると思われます。

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 最近ではインプラントについて知りたければインターネットでいくらでも情報が公開されています。しかし、実際どれが自分に合った治療方法なのかまではインターネットを見るだけでは分かりません。

 インプラント無料相談会では実際にCT画像を撮らせていただいて、それぞれの方の症状に合った治療プランをご提案させて頂いております。

 次回のインプラント無料相談会は11月27日を予定しております。インプラントに興味をお持ちの方はこの際に是非ご参加ください。疑問質問にもお答えします。

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 お問い合わせ先はフクロ歯科医院

電話027-231-5320

FAX027-260-1630

当日近くなりますと満席になってしまう事もございます。

          早めのご予約をお願いいたします。

8月31日インプラント相談会

 8月31日水曜日。台風12号の接近により雨が降ったりやんだり、という天候の中

9回目のインプラント無料相談会を開催いたしました。初めての平日開催ということで、不安もありましたが、2名の方にご参加頂きました。

 今回の相談会では、次のような質問が寄せられました。pic.jpg

 

Q インプラントってどのくらいもつの?

 

A 40年以上もった症例も有ります。  

  チタン製インプラントの開発者ブローネンマルク博士が、

    1965年に初めてインプラント埋入手術を行いました。  

  最初の患者であるヨスタ・ラーソンという方が、

    細かい修正はしながらも最近亡くなるまで、

    41年間そのインプラントを問題なく使い続けています。

    記録としてはこれが最長になりますので、

    このことから考えると今の所30年以上というのが現実的な数字だと思います。

 

Q もち方は他の治療と比べてどうなの?

 

A インプラントの残存率は10年で90%  

  ブリッジでは8年で50%  

  床義歯(入れ歯、特に部分入れ歯)はさらに低くなり4年で50%と言われています。  

 

 次回の相談会は9月11日(日)に開催となります。

当日は併せてCT撮影も無料で行っておりますので、

インプラントに少しでも興味をお持ちの方は、

是非この機会にご参加ください。

 いろいろな疑問や相談にお答えします。

8月21日インプラント相談会

 8月21日日曜日。 雨が降ったりやんだりというはっきりしない天気の中、8回目のインプラント相談会を開催いたしました。今回は30代の方も含め比較的広い年齢層の方々にお越しいただきました。

説明の間に設けさせて頂いた、質疑応答の時間では、次のような質問が挙がりました。

Q.1本入れるのにかかる時間は?

A.概ね20分くらいです。最短で8分の時もありましたが、患者様の骨の状態により変化します。 骨が足りない方には骨造成という処置で1時間以上かかることもあります。

Q.痛みは?

A.痛みの感じ方は人それぞれですが、麻酔科医を呼ぶこともできます。健忘麻酔という高度な技術を使い、 痛みを感じないぎりぎりの所まで麻酔をかけ、半分起きている状態にします。術後は術中に感じた 少しの痛みも忘れてしまいます。こちらのオプションは土日のみの対応となります。

 次回の相談会は平日の8月31日(水)開催となります。当日は併せてCT撮影も無料で行っておりますので、インプラントに少しでも興味をお持ちの方は、是非この機会にご参加ください。いろいろな疑問や相談にお答えします。